炭素繊維シートを用いた高い補強効果のある工法です。
SR-CF工法は、炭素繊維シートを用いて、すべての耐震部材を補強可能にした工法です。CFアンカーを併用することにより、炭素繊維シート補強のメリットである施工性、安全性、静粛性はそのままに、壁付柱やスラブ付梁・耐震壁にも、独立柱と同様に高い補強効果が得られます。
SR-CF工法は、炭素繊維シートを用いて、すべての耐震部材を補強可能にした工法です。CFアンカーを併用することにより、炭素繊維シート補強のメリットである施工性、安全性、静粛性はそのままに、壁付柱やスラブ付梁・耐震壁にも、独立柱と同様に高い補強効果が得られます。
●資材が軽量で大がかりな機材が不要です。
●火気や溶接が不要です。
●騒音、振動が少ない工法です。
●鋼板補強やコンクリート巻き立てなどの工法に比べて短工期で施工できます。
●補強対象となる建物は、建築年代や用途により鉄筋の種別(丸鋼、異形鉄筋)や構造形式(RC 造、SRC造)など様々です。SR-CF工法では、各種構造に対応した補強設計法が確立されています。
※既存部材のコンクリート強度は11.8N/mm2以上とする。
●建物の耐震性能(耐力、変形性能)を向上させることができ、その評価方法が確立されています。
●耐火性能の評価方法が確立されています。
●CFアンカーを用いるため、従来、施工が難しかった壁付き柱や梁、壁の補強にもはつり作業がなく、また、アングルや、あと施工アンカーなども必要とせず、すべて炭素繊維で補強可能なため、施工が容易です。
CFアンカーとは、炭素繊維ストランドを束ねたもので、この束ねた炭素繊維ストランドの端部を扇状に広げて炭素繊維シートに接着します。
柱に壁が取り付いている場合には、柱に巻き付けた炭素繊維シートが壁によって分断されますが、壁に小さな孔をあけてCFアンカーを挿入し、分断された炭素繊維シートを繋ぐことにより、閉鎖型の補強層を形成します。